ピアノを習うことを考えた時、どのピアノ教室を選ぶかはとても重要です。
ピアノ教室には、いろいろなアプローチや特徴があり、自分の目的に合った教室を選ぶことで、より楽しく、充実したレッスンが受けられます。
今回は、いくつかの個人ピアノ教室のタイプをご紹介し、それぞれの特徴とメリットについて考えてみましょう。
なお個人教室と大手教室の違いはこちらから
1. 「優しい、楽しい」が重視のピアノ教室
このタイプの教室では、主に生徒が楽しんでレッスンを受けられることを重視しています。指導は温かく、細かい指摘は少ないため、気軽にピアノを弾くことができます。
しかし、生徒の「その場での楽しさ」が優先されてしまうため演奏への注意や指摘が少なく、基本的な技術や練習の習慣が身につきにくい場合もあります。
例えば、お家での練習がほとんど必要ない場合も多く、楽譜をしっかり読めないままで何年も進んでしまうことがあります。また年齢を重ねても演奏技術があまり向上しないこともあるため、「とりあえずピアノに親めたらいいかな」という場合には向いているかもしれませんが、ピアノ教室で音楽(譜読み力、演奏力)の本当の楽しさを感じてほしい、忍耐力や達成感など何かを得てほしい方には物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえこのタイプの教室では、保護者の負担が少ないメリットもあります。一般的にはピアノは年齢が小さいとおうちでの練習には保護者のサポートも必要な面も多いですが、レッスンのその場の楽しさを重視するピアノ教室では、保護者がおうちでの練習で気を揉む必要がないのです。
また楽器をおうちでのご購入も任意な教室も多く、「レッスンのときに先生と一緒に頑張る」向き合い方のご家庭にぴったりです。
2. 楽しみながら基礎をしっかり学べる教室
こちらの教室では楽しさと同時に、基礎を大切にしたレッスンが行われます。ただ楽譜を弾くだけではなく、演奏の表現力や感情を込めて演奏できることを目指します。
また、お家での練習もある程度重要視するため、しっかり練習することで確実に力がついていきます。そのため音楽的なことだけでなく忍耐力、自信、達成感のようなピアノ教室に一般的に期待される内容も順当に期待できます。
「ピアニストになってほしいわけではないし、コンクールで賞を取ってほしいわけでもない。趣味で長くつづけてくれたらな」、とはいえなにか身に着けてほしいし、本人にも『やっててよかったな』とあとから思い返してもらえるような習い事にしたい」方におすすめです。
なおこのタイプの教室ではレッスンの度に直すポイントを指摘され宿題はでるので、小さいうちはとくにおうちでの保護者のサポートは必要となってきます。
ちなみに、とこピアノ教室ではこの位置づけで日々レッスンを行なっております。
3. 電子ピアノ不可の本格的なピアノ教室
このタイプの教室では、必ずアコースティックピアノ(グランドピアノやアップライトピアノ)を使ってレッスンを受けることを推奨されます。より良い音の出し方、演奏の表現は電子ピアノでは制限されると考えられ、ピアノの弾き方やタッチの感覚を正確に身につけるために、リアルなピアノでの練習が不可欠とされるのです。
このような教室ではコンクールでの受賞者も多く、技術的なレベルも高いため、ピアノを本格的に学びたい方におすすめです。将来的にコンクールに沢山でて入賞したい、音高、音大と進学し、より専門的に学びたい方には非常に良い環境でしょう。他の教室で満足できず、さらに高いレベルのレッスンを求めて教室を移動されるケースもあります。
しかしピアノを始める段階から高額なピアノの用意が必要な場合も多く、さらに技術的に厳しい指導が求められることもあるため、手軽さを求める方には向いていないかもしれません。
まとめ
どのピアノ教室も、それぞれに特徴とメリットがあります。お子さんにどのようにピアノと向き合ってほしいのかを考えた上で、教室を選ぶことが大切です。
「まずはピアノに親しめて、楽しむことを重視したい」という場合は 「優しい、楽しい」が重視のピアノ教室が、趣味で楽しく弾きたいけど、基礎は身につけてほしい方には楽しみながら基礎をしっかり学べる教室が合うかもしれません。また将来的に演奏家を目指す方には電子ピアノ不可の本格的なピアノ教室が適しているでしょう。
「どうすればいいのかわからない」という場合には当教室にお気軽にご相談ください。
私自身の経歴の中で見てきた経験から、率直にお答えいたします。