ピアノを習い始めたばかりの方や、これから習おうと考えている方にとって、ピアノは「レッスンを受けるだけで上達できるもの」と思われがちです。しかし、実際にはレッスンだけでは上達が難しいのが現実です。ピアノの上達には、何よりも「おうちでの練習」が必要不可欠です。
では、なぜ「おうちでの練習」が重要なのでしょうか?
レッスンは「道しるべ」
ピアノのレッスンは先生が生徒さんの演奏を聴いて、改善点を指摘したり、新しい曲の弾き方を教えたりする大切な時間です。しかし週に1回30分のレッスンだけでは、思うように上達することは難しいのです。
レッスンはいわば「道しるべ」のようなもの。先生は生徒さんに「こういう弾き方をするといいですよ」「ここはこんなふうに練習してみましょう」というアドバイスを送ります。でも、実際にその道を歩むのは生徒さん自身。
レッスンで教わったことを、おうちで実際に手を動かして練習することで、はじめて身についていくのです。
「毎日」の積み重ねが大切
ピアノの上達には、コツコツとした練習の積み重ねが欠かせません。たとえば、新しい曲を弾けるようになるまでには
- 楽譜を読む
- 指使いを確認する
- ゆっくりとした速さで音を確認する
- 少しずつテンポを上げていく
- 強弱や曲の表現をつけていく
といった段階を踏んでいきます。これらは週に1度レッスンでピアノに触っていればできるものではなく、毎日の練習の中で少しずつ上達していくものなのです。とはいえ他の習い事やライフバランスが各家庭にあると思うので、毎日5分~10分触る。毎日は難しいという方も最低週2回は楽器に触れる時間を作っていただくようお願いしております。
「自分の楽器」があることの意味
「自分の楽器」があることは、単に「練習ができる環境がある」という以上の意味があります。
- 弾きたいときにすぐ弾ける
- 気になるフレーズを何度も繰り返し練習できる
- 自分の好きな曲を探究できる
- 家族に聴いてもらえる
- 音楽を通じて自己表現を楽しめる
このような体験が、ピアノを弾く楽しさを広げ、練習への意欲にもつながっていきます。
まとめ:ピアノを買うことは「可能性への投資」
「ピアノは高額だから…」と躊躇される方も多いと思います。しかしピアノの購入は、「可能性への投資」と考えることもできます。
- お子様の「できた!」という達成感と自信
- 音楽を通じた感性と表現力の育成
- 継続的な練習による集中力と忍耐力の向上
- ご家庭での音楽を通じたコミュニケーション
つまり単なる楽器の購入ではなく、お子様の成長と可能性への投資なのです。
現在は電子ピアノも性能が向上し、比較的手頃な価格で始められる選択肢も増えています。大切なのは、継続的な練習ができる環境を整えること。それがピアノを通じた豊かな音楽体験への第一歩となるのです。
おうちでのピアノ選びについて悩まれている方は、お気軽に当教室にご相談ください。生徒さんの年齢や目的に合わせて、適切なアドバイスをさせていただきます。